フリーVPN

VPNを使ってみようという場合、VPN無料プロバイダーを検討されているかもしれません。

フリーVPNは、無料でVPNサーバのネットワークにアクセスできるサービスのことです。そのサービスには、ソフトウェアの提供も含まれます。

理論的には、フリーVPNを使えばプライバシーとセキュリティというVPNのメリットを、全て無料でゲットできるはずです。

これは、単にVPNがどんなものか試してみたいという方には魅力的なはずです。

しかし、本当だとしたら話がうますぎる、と思えるのは、大抵の場合がうますぎる話だからです。

VPN無料プロバイダー業者は、例えばサーバ費用、人件費及びデータ転送などのコストを支払う必要があります。

それらのコストを支払うために、VPN無料プロバイダーはどうにかしてお金を稼がなければいけません。多くのタダで貰えるモノやサービスと同様、フリーVPNを使った場合、ユーザが商品となってしまいます。

VPN無料プロバイダーがお金を稼ぐいくつかの方法には、次のものが含まれます:

  • ユーザのデータを追跡したり、ユーザのコンピュータを使用したりするマルウェアをインストールします — (ソース)
  • アクティビティを追跡し、そのデータを売ります(金銭のデータを含む) — (ソース)
  • テストされた全アンドロイド向けVPNアプリの75%が、サードパーティ製追跡ソフトウェアを、ユーザによるインターネットの周りの動きを追跡するために使用していました (ソース)
  • 82%が、ユーザアカウントやテキストメッセージなどのプライベートなデータへのアクセスをリクエストしました (ソース)

これらの統計の情報ソースとなっている記事は、同等の日本語記事が今のところ無いので全て英語で書かれたものです。

けれども、ウェブブラウザの機能が翻訳してくれるはずです。

VPN無料プロバイダーのためにお金を稼いでしまうだけでなく、こうした動作はユーザのセキュリティとプライバシーに不正アクセスする事にもなります。セキュリティとプライバシーは、VPNを使用する第一の理由です。

もちろん、全てのVPNが同じというわけではありません。幸い、VPNがユーザの要求を満たすかどうか確かめたいだけであれば、制限つきの無料回線容量とリスクフリーのお試し期間を提供する、無料お試しVPNサービスといったものがあります。

当ガイドでは、さまざまな種類のVPN無料プロバイダーを、オススメかやめたほうが良いかという分類も含めてご紹介します。

フリーVPNサービスの種類

フリーVPNサービスは、2つの異なる種類に分ける事ができます。無制限のフリーVPNと、フリーミアムVPNです。

無制限のフリーVPN

これに当てはまるVPNサービスは通常、何らかの方法でユーザを収益化しています。ほとんどの場合、ユーザデータを収集し、それを第三者に売ることで収益化します。VPNにお金で支払う代わりに、ユーザの私的なデータで支払う事になり、さらにそのデータは利益のために販売される事になります。

調査と検証から、これらのVPNは危険なマルウェアを頻繁に含んでいることが分かりました。このことについては、後ほど追加の情報をご紹介します。プライバシーとセキュリティを守るためには、無制限のフリーVPNはやめておくことをオススメします。

フリーミアムVPN

多くのプレミアムなVPNプロバイダーはフリーミアムのサンプルを提供しており、お試し期間終了後に有料会員にアップグレードしてもらうことを期待しています。お試し期間は、一定時間のものかもしれませんし、一定のデータ量のものかもしれません。

正しいお試しのフリーミアムVPNを選べば、VPNがピッタリなものかどうかテストするには、フリーVPNよりもずっと良い方法となります。というのも、より多くの保護を受けられ、さらに、ユーザのデータが漏らされたり売られたりするリスクを伴わないからです。

注意すべきなのは、いくつかのVPNプロバイダーは、例えば24時間や3日間といった非常に限定的なお試し期間のみ提供しているということです。これではそのサービスを試すには充分な期間ではないかもしれません。私達がオススメするVPNプロバイダーは、全て30日間のお試し期間を提供しています。

フリーVPNのマルウェア

「フリーVPNアプリの38%超が何らかのマルウェアを含んでいます…」

CSIROによる研究より

この引用の出典はCSIROによる研究 (こちらは残念ながら英語です) からです。CSIROは、科学調査の責任を負う立場にある、オーストラリアの独立した連邦政府機関です。CSIROは実際、Wi-Fiを最初に発明した組織です!

マルウェアは、色んな形で侵入する可能性があります。しかし、結局のところは、マルウェアはユーザとユーザのデータからお金を稼ぐものであり、ユーザのセキュリティとプライバシーへの不正アクセスを意味します。

VPNに潜むマルウェアはユーザのデータを盗む可能性があり、以下の目的に使われることがあります:

  • ユーザのオンラインアカウントを乗っ取ります
  • ユーザのデータを収集します (その後第三者へ売り渡されます)
  • ユーザのお金を盗みます (銀行やクレジットカード情報を利用します)
  • ユーザのデジタルグッズやデジタル製品を盗みます
  • 大金の支払いと引き換えにユーザのデバイスをロックしたり、暗号化したりします
  • ターゲット広告やスパムメールでユーザを襲います

マルウェアを含んでいるフリーVPNの数は、本当に恐ろしいものです。CSIROによる研究から、38%ものアンドロイド向けフリーVPNがマルウェアを含んでいるということが分かりました。

最も危険なフリーVPNの多くは高い評価を得ていて、今この瞬間にも何百万という人々に使用されています。

フリーVPNソフトウェアの隠れた追跡

「ユーザのプライバシーを保護するとうたっているフリーVPNアプリの75%には、少なくとも1つのトラッキングライブラリが存在する、ということを我々は明らかにしました。」

CSIROによる研究より

マルウェアと同様に、隠されたトラッキングはあなたのプライベートなデータの収集を目的としています。

CSIROによる研究は、283に及ぶVPNを分析し、75%のフリーVPNがトラッキングコードをそのソースコードに埋め込んでいるということを明らかにしました。

これらのトラッキングライブラリは、フリーVPNがユーザデータを収集する手段です。ユーザデータは広告や分析において価値があります。

例を一つだけちょっと見てみましょう。Betternetという、カナダに拠点を置くフリーVPNサービスです。

Betternetは500万回以上インストールされたフリーVPNです。

CSIROによる研究から、Betternetのアンドロイド向けフリーVPNアプリには14種類ものトラッキングライブラリが含まれていることが分かりました。強力なマルウェアが含まれていることも分かりました。

このことは、BetternetがセキュリティとプライバシーのためのソリューションとしてフリーVPNを売り出しているのだとすると、皮肉なことです。

このことは、何百万ものフリーVPNユーザがこれらの悪意のあるアプリを信頼してプライバシーとセキュリティを委ねているということを考えると、特に憂慮すべきことです。

これらのVPNは、プライバシーとセキュリティのソリューションになりすますスパイウェアなのです。

VPNデータの無料漏洩

良いVPNというものは、デバイスとVPNサーバ間の全てのトラフィックを保護し、暗号化するはずです。

残念ながら、多くのVPNサービス (無料、有料の両方とも) は、データをリークします。それによりユーザはむき出しの状態になってしまいます。

これらのリークは、IPアドレスの漏洩及びDNSの漏洩という形で起こることがあり、フリーVPNの一般的な問題となっています。

280を超えるフリーVPNを検査したCSIROによる研究は、次のことを明らかにしました:

  • 84%のフリーVPNが、グローバルに一意であるユーザの実際のIPv6アドレスをむき出しの状態にしています。
  • 66%のフリーVPNがDNSリクエストをリークし、その結果ユーザのブラウザ履歴や位置情報をむき出しの状態にしています。

これらのリークにより、フリーVPNは本質的に役に立たないものとなります。

フランスうどん?

ここまで読んでいただいた方には、大多数のフリーVPNが本来保護すべきユーザを保護していない、という事をご理解いただけると期待しています。

そのため、上に挙げた危険に読者の方をさらしてしまう可能性があるので、フリーVPNはおすすめできません。

しかしながら、これまでに出てきたように、フリーVPNには2つのタイプがあります:

1. 無制限のフリーVPN

コストを支払うため、もしくは企業の利益を生み出すため、これらのVPNは一般にユーザを何らかの方法で収益化します。さらに、非常に危険であることも明らかにされました。たとえ、さまざまなウェブサイトで高い評価を受けてオススメされていたとしても、です。

大多数がユーザのIPアドレスをリークし、ユーザデータを収集しサードパーティと共有します。さらに、多くはマルウェアとトラッキングライブラリにも感染しています。(私達は無制限のフリーVPNの使用は、全て避けることをおすすめします。)

2. フリーミアムVPN

安全で確かな速いVPNをお望みなら、リスクフリーの長いお試し期間を提供するVPNを選ぶのがオススメです。お試し期間中は、VPNがあなたのニーズに応えないとわかった場合は解約できますし、返金に応じてくれます。

以下に記載したのは、30日間のリスクフリーのお試し期間を提供する上位2つのVPNです。

コチラでは定額の使用料は前払いですが、問題や懸念が最初の30日間で見つかった場合はシンプルに解約でき、全額返金されます。

ExpressVPN

ExpressVPNは速度、信頼性及びセキュリティの面で素晴らしい選択です。今なら三ヶ月無料クーポンを発行中です。

NordVPN

NordVPNも良い選択肢ですし、75%割引を利用すれば大変お安いです。

残念ながら、フリーVPNの悪徳商法はすぐに無くなりそうにありません。より多くの方々がプライバシーとセキュリティを高めるためにVPNサービスについて調べるので、無料でVPNを試してみたいという方は後をたたないでしょう。

これまでに見たように、フリーVPNサービスを試すことは大変危険である場合があります。一方で、ユーザを実際に保護し信頼できるVPNはとても安価な場合もあります。コーヒー一杯より安いです!それに、30日のお試し期間の利用にはユーザには何のリスクも伴いません。

フリーVPNサービスは避けて、上記2つのオススメの内のどちらかを試されることをおすすめいたします。

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